2016.10.19『天声人語』・星野道夫先生的世界

 

【导读】倒落塌陷的冰河,孕育生命的原始森林。看着这些描写生、死循环的照片,让人感到人的存在是那样的渺小和无常。摄影家那如同已经融入自然的作品,一定会在下一代人的心里留下真切的回响。...



2016.10.19『天声人語』・星野道夫さんの世界

ひとりカヤックで朝の海をめぐる。ワシやクジラ、クマの親子と出合う。苔(こけ)むした倒木に触れて森の神秘を知る――。写真家星野道夫さんの「森へ」は詩情あふれる旅行記である。彼の文章と写真は近年、小中高校の教科書に数多く載っている。

一个人乘着原住民的皮划子游弋在清晨的大海上,与雕、鲸鱼和熊的一家相遇;触摸着长满青苔、倒在地面的大树,探寻森林的神秘——摄影家星野道夫先生的《走进森林》是一部满溢诗情的旅行记。他的很多文章和摄影作品,近年来刊登在小学、初高中的教材里。

ヒグマに襲われて亡くなってから20年。巡回展「星野道夫の旅」がきょう横浜で始まる。先日、京都の会場を訪れると20、30代らしき姿が多かった。「教科書で夫の作品と出会ったと言う方が多くて励まされます」と妻の星野直子さん(46)。

因棕熊袭击而死20年后,巡回展《星野道夫之旅》今天在横滨开始展出。先前有很多2、30岁的观众去了京都的展会。其妻星野直子女士(46岁)表示,“有多位观众说是在教科书上认识了丈夫的作品,这给了我莫大的鼓励”。

たとえば高校の教科書にある随想「水の惑星」。氷河の話す声を聴き、森の呼吸に耳を澄ます。壮大な写真とあいまって読む者を氷河の奥へいざなう。

比如在高中课本里的随想《水的行星》里,可以听到冰河说话的声音、在森林的呼吸声中侧耳倾听。配有画面宏大的照片,引导着读者走进冰河的深处。

星野さんをアラスカに導いたのは、東京の古書店で買った写真集だ。先住民の村を空からとらえた米写真家の1枚に魅せられる。名も知らぬ村長に慣れない英文で手紙をしたためた。「写真集で村を見た。訪ねたい」。初めて旅したのは19歳だった。43歳で急逝するまでアラスカを撮り続けた。

把星野先生引往阿拉斯加的,是一本从东京旧书店买到的写真集。美国摄影家从空中拍到的一张原住民村子的照片让他迷醉其中。他用生硬的英文给不知姓名的村长写了一封信,“我从写真集上看到了您的村子。我想前去拜访”。第一次旅行时他19岁。直到43岁突然亡故,他一直在拍摄着阿拉斯加。

彼の作品に人生を突き動かされた若者は何人もいる。直子さんは昨秋、アラスカで日本人留学生から「星野さんの写真を見て、こちらの大学で野生動物の管理を学んでいる」と言われたという。

有多少年轻人受到他作品的激发、开启了人生的道路。一位在阿拉斯加的日本留学生告诉直子女士,“我是看了星野先生的照片,才到这里的大学学习野生动物管理的”。

崩れ落ちる氷河、命うごめく原生林。生と死の循環を描く写真を見ていると、人間の存在がはかなく感じられる。自然の一部にとけこもうとした写真家の作品は、次世代の胸の奥にたしかな響きを残し続けるだろう。

   倒落塌陷的冰河,孕育生命的原始森林。看着这些描写生、死循环的照片,让人感到人的存在是那样的渺小和无常。摄影家那如同已经融入自然的作品,一定会在下一代人的心里留下真切的回响。




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